②本当のバースプランの書き方は?何となく書くのはやめましょう!
前回の記事では、バースプランの目的についてお話ししました。
今回は、具体的にどのように書けばよいかお話ししたいと思います。
①母親学級などに参加したり、妊婦健診で助産師外来などで詳しく話を聞く。
漠然としたこと、予想がつかないことは、不安になります。
そういう時によくあるのでは、『わからないことがわからない』です。
情報収集し過ぎて不安になるのも困りますが、全くしないのはよくありません。
お産に関しては、人それぞれなのですが、生命が誕生するわけですから、『命がけ』で大変なことです。
特に初産婦さんは、時間がかかると思っていた方がよいでしょう。
富士山に登るくらいの体力がいると言われていたりもするので、3日くらいかかると思っていた方がいいかもしれません。
でも、自分には産む力があると思って、体重管理や体つくりをしっかりすることです。
出産施設が、自然出産を推進しているか、そして、早期母子接触(カンガルーケア)を安全に実施しているかなども聞いておいた方がよいでしょう。
②産む時の環境について考える。
出産する時に誰に立会って欲しいか?
これは、重要です!
夫婦関係にもよりますが、痛い時に慣れていない病院で、一人で痛みに乗り越えるということ自体、不安になります。
不安を感じると、子宮を収縮させるオキシトシンが出ないので、陣痛が遠のいたりしますので、一緒にいて安心するは誰かを考えましょう。
そして、本来、お産というのは、本能的に外敵から身を守るために、静かで薄暗くて狭い環境の方が落ち着くんです。
自分が落ち着ける環境は、何かを考えましょう。
どういう時にリラックスできるのか?
できれば、妊娠中に同じような環境でリラックスする習慣をつけた方がいいですね。
好きな音楽だったり、アロマだったり、自分の好きなこと、落ち着けることを考えて、それを妊娠生活で体験するようにしましょう
③出産後の育児について考える。
赤ちゃんが生まれた後の生活は、妊娠中の生活と一変し、自分の時間はなくなると思っていた方がよいでしょう。
今までの自分のペースで時間通りにできていたことが、赤ちゃん中心の生活になるので、時間通りにはいかなくなると考えておきましょう。
出産施設の方針もありますが、できるだけ赤ちゃんと一緒に過ごせる母子同室をしているか、母乳育児を推進しているかも調べておきましょう。
そして、自分のやりたいことがどの程度受け入れてもらえるかも確認しておきましょう。
妊娠、出産は、人生観を変えるような出来事ですので、やはり自分でいい選択をしていかなければなりません。
そのためには、出産施設と自分のしたいことをどれだけ摺り寄せることができるか必ず確認しておく必要がありますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。