受援力ー素直に助けてって言えますか?
受援力という言葉を聞いたことがありますか?
今、災害支援でよく使われている言葉で、主にボランティアを地域で受け入れる環境・知恵など『支援を受ける力』のことです。
日本人って、我慢や謙虚さが美徳ととらえられる文化的背景もあり、素直に「助けて欲しい」ってなかなか言えないんですよね。
しかし、悲しいですが、災害が全国で起こり、このような考え方が定着してきました。
復興支援とは、一人でできることではなく、国全体、社会全体でしていかなければならないことです。
しかし、人には向き不向きがありので、その人の能力や技術など自分にできることをボランティアで提供していき、支援を受ける人がそれを素直に受け入れることができる社会が大切だと思います。
やっぱり人間は、一人では生きられないですよね。
これは、災害に限ったことではありません。
私の大切な友だちから教えてもらった言葉。
『自立は、人に甘えたり、助けられることで成り立つ。自律が大事。』
『助け上手よりは、助けられ上手になろう。実は、難しい。困ってるとは言いだしづらい』
特に、私のように助けることを仕事にしている場合、逆の立場になるとなかなか言えないんですよね。
実際、私も人に甘えることが苦手です。
その友だちは、こうも言ってました。
『迷惑がかかると思っているけど、全然迷惑じゃない』
そうだな。。。
頼られるってことは、嬉しいことで、人のため役に立つことに繋がるから、自分の大切な友だちならば、迷惑じゃないのかと。
嬉しい言葉でした。
もし、悩んでいる人がいるのならば、「相談してほしい、力になれることがあれば力になると。」伝えたいです。
それは、仕事でも、日常生活でも何気なく言いたいですね。
『あなたの力になれることが、私の幸せだから。』
そう素直に言える人間関係を築いていきたいですね。
最期までお読みいただきありがとうございました。