助産師のほんわかブログ

日々感じていることや考え方、仕事のことなど、前向きになって、ほんわかできるようなブログにしたいと思っています。

いのちの授業で、何を伝えるか‥‥

先日、熊本県で開業されている助産師さんの寺田恵子先生の『いのちの授業のすすめかた』という講演を聴いてきました。

 

本当に感動的で、助産師観に関わる内容で、いろいろなことを考えさせられました。

 

『いのちが大切なんて、当たり前』

 

でも、それを感動的に伝えるのは、並大抵のことではありません。

感動させるのには、心に響くモノがなければなりません。

その話に対して、知識をもってもらうように,わかりやすく説明しないと理解できませんし、共感してもらえる内容でなければなりません。

そして、自分の想像を少しでも超えた内容(ある程度予測がつく内容ではダメ)でなければなりません。

 

そう考えると、助産師として『いのちの大切さ』を伝えるためには、出産の時の話。

そして、生まれた赤ちゃん誰もがすべて愛されて生まれてきたこと。

赤ちゃんだった頃の記憶はないと思いますが、どの赤ちゃんも多くの人を笑顔で幸せにしてきて、周りの人に愛されてきたこと。

だから、あなたも記憶にはなくても、多くの人から愛されてきて、今も愛されていること。

そういうことを体験談も交えて、お話したいなぁとつくづく思いました。

 

そして、もし、今悩んでいる子どもたちがいたら、『あなたは大切なひと』、そして、『まわりの人も大切な人』。

大人には子どもを守る義務があるので、必ず一人で悩まず、誰かに相談すること。

もし、保護者が守ってくれなくても、あなたを守ってくれる大人は近くにいるので、諦めずに頼ることを伝えたいと思いました。

 

全ての子どもたちが幸せになって欲しい。

 

そのために自分は何ができるのか‥‥。

 

一つ一つの出会いを大切に、仕事を頑張っていくしかないなぁと思いました。

 

ぜひ、寺田先生の『母と子と家族のためのいのちの授業』という本を出版されていますので、読んでいただければと思います。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

母と子と家族のための いのちの授業

母と子と家族のための いのちの授業

  • 作者:寺田 恵子
  • 出版社/メーカー: ライフサポート社
  • 発売日: 2014/07/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)