薬膳料理。思っているよりお手軽です!
健康で生活するためには、食事、運動、睡眠が大切ですよね。
でも、忙しい日常生活で、バランスのとれた食事を作ったり、適度に運動したりするのは、なかなか難しいことです。
しかし、バランスのとれた食事もちょっとしたコツや、適度な運動もスキマ時間を有効に使って筋トレなどをしたりすることで、健康的な生活を過ごすことができます。
ところで、薬膳料理を食べたことはありますか?
「なんだか健康には良さそうだけど、薬っぽいのかぁ」
「あまり美味しくなさそう…」
などのイメージがあるかもしれません。
しかし、実は美味しいのです!!!
薬膳料理とは、『中医学』という『中学伝統医学』の理論に基づいた食養生です。
そういえば、昔、養命酒のCMに「女性は7の倍数、男性は8の倍数の年齢の時に、た体調に変わり目が訪れる」というのがあったのをご存知でしょうか?
体には変化が起こる年齢があります。
それが、早く変化が起こる人もいれば、遅く変化が起こる人もいます。
これは、2000年前の中国の『黄帝内経(こうていだいけい)』という書物で、体の変化に向き合い、生活や食事を気を付けましょうという、治療より予防を重視した考え方が書かれています。
私たちの体は、当たり前ですが、食べたもので作られています。
当たり前のことですが、良い食べ物は、体の機能を高め、健康に近付き、体に良くない食べ物は、体の不調の原因となります。
食生活を見直すことは、健康に直結します。
薬膳は、食材と中薬を用いて、その人の体調や生まれ持った体質などを理解して、最適な治療を行うことで体質改善などを促し、身体の中にある回復力や治癒力を引き出し、健康な状態に導きます。
どんな食材でも効能があり、中薬(生薬)との違いは、効能の強さです。
体調や体質によって、身近な食材を使って、普段の料理に少しプラスするだけで、薬膳料理ができるのです!!
おススメの食材は、『しょうが、ねぎ、きくらげ、黒ごま、白ごま、くるみ、クコの実』
特に、しょうが、ねぎ、ごまなどは、常備しているご家庭も多いのではないでしょうか。
しょうがは、新陳代謝を高めて発汗を促し熱をだします。
ねぎは、体を温めて、発汗を促し、胃腸を整えます。
白ごまは、皮膚粘膜を潤し、便秘予防によく、黒ごまは老化による肌のしわに栄養を与え、白髪予防にもよいです。
例えば、カボチャの煮物にすりごまをまぶすだけでも、栄養価はアップするし、美味しいんです‼️
特に妊婦さんや産婦さんは、赤ちゃんの身体を作るものを食べていますよね。
大切な赤ちゃんへの最高のプレゼントになりますよ🎶
妊娠、出産に関係なく、普段のお料理に体によい食材をプラスして、いつまでも健康でいられるように意識していきたいですね。
お読み頂いてありがとうございました。
身近な10の食材で始める 薬膳ビューティーレシピ (講談社のお料理BOOK)
- 作者: 谷口ももよ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/06/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る